葱入り焼き揚げ平パン、オバケかぼちゃ、鳥籠ランプ

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一行目から、ずばっと言おう。これ、↑ の焼き揚げ平パンは、すんごく旨いんだ。作る過程の写真を撮ってなかったから、料理ブログのほうで記事にするのはまたの機会とするが、とにかくすんごく旨いんだってことは日常の報告としてここに書いておきたい。

 

 

当地の日付としては、明日がオバケかぼちゃ祭りとなる。が、何年ぶりだろうか、家に上がってくる来客用の菓子は焼いていないし、玄関先で配る用の菓子も買って用意していない。

それどころか、家と庭にそれらしい飾り付けもしていない。その事実に、思いの外ものすごく脱力している。じんわりじわじわ打ちのめされているのを感じている前日の今日だ。恒例行事の用意と実行が当たり前のようにできるのは、ずいぶんと平安に日常が遅れているからなんだよね。それを改めてしみじみと思う。地味で平凡な日常が有り難い。

用意していなかったから実行も参加もしないのだけど、用意していなかったのはその日までにこの家から引っ越すと思い込んでいたからだ。

さて、明日の夜はどうするかな。菓子を催促する掛け声が家の外から聞こえてきたらどうしよう。わざわざ玄関に出て行って、「用意してないのよ。ガッカリさせてごめんね。」なんて言うのは野暮すぎる。そんなの誰も求めていないもの。小さく縮こまって居留守を決め込むのが無難だろうね。

 

 

引っ越し先の最終契約をまだ交わせていないけれど、それでも景気付けにでもと、というのが少しも理路整然としていないのはわかっているのだけど、とにかく景気付けに新居で使おうとランプをいくつか買った。テーブルランプならばいくらでも置き場所を変更できるから、万が一にも引っ越し先が狙いを定めている家ではなくなっても無駄にはならない。

そのうちの1つは、シルバーで鳥籠っぽいの。これ、ごく最近始めたインテリアブログの最初の記事にその類が欲しいと書いていたものだ。その類を探し求めて初めて行ってみた店では、「置くだけでインダストリアルの雰囲気が出ますよ。」と説明を受けた。ん!?、インダストリアルか。えぇっ、この店はそういう傾向の品揃えではないでしょ、だからこそ遠方からやって来たのに。

インテリアにおけるインダストリアルにはほとんど興味が無いとする私は「ものすごい方向性違い?」と当惑してしまったが、いいのだ、どっちの方向にどんなふうに売ろうとしているかは無視して、欲しいから買って好きなように置いてみるから。

だが、店で見た物は陳列用であった。数日待てば新品を取り寄せてくれるようなので、そのように頼んで店を出た。置く場所はもう考えてある。似合いそうもないところに置いて、意外に似合うの結論に辿り着きたい。意外も何も確信を持って始めから意中なのだが。

なんてね、こんなことをこんなふうに書いているだけで気分が揚がるではないか。ブログやっててよかったな。

 

 

インテリア(ホームデコール)について自分が興味ある偏った内容しか語りませんけど、もしも覗いてみたいと思う方がいればぜひどうぞ。

『リコッコ家のホームデコール雑記帖』 ↓

 

ricodecor.hatenablog.com

 

語らずして、ただ芳しさを纏い浸ればいい

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小雨が振る中、足早に家路を急いでいた。肩には食料品がいっぱい詰まったバッグを掛け、もう一方の手にはトイレットペーパー12つ一袋を抱えていた。

私よりほんの少し年上のとても素敵な装いをした女性と、交差点で別の方向へ行き違う。暫し見惚れた。その女性は、そんな僅かな行き交いの時間の中で私に閃きを与えてくれた。そうだ、停滞と混沌と苦難の今の状況の中でももっと元気を出せよと。

ついさっき出て来たドラッグストアへと引き返す。プロモーション的に期間限定で特価になっている棚から、香水をひとつ選び取った。

「アントールド・アブソリュ」。まだ語られていない。そうだ、私はまだ語りたくない。出来ることなら語らずしてやり過ごしたい。そんなこともあんなことも無かったかのように快活に生きる日々に辿り着きたい。そんな思いで今日も励んで踏ん張っている。

 

 

勢い付けに香水を買った流れのついでに、ホームデコール(引っ越し先での部屋作り)のブログを新たに始めたくなった。

そう思い立ったら、もう開設した。と言ってもね、交渉中の目当ての家はあるのだがまだ取引が成立していない。引っ越し先はおそらくその家になるだろう、そうしたい、そうするのだ、の思い(もはや念の域)でホームデコールを考えている。

 

 

 

ホップが瑞々しく茂り、ビールを仕込めと唆すような

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裏庭の塀の向こうにゴミ置き場(我が家の指定収集所)がある。そこにホップが自生している。どこからどうしてそうなったのか、突如として昨年から自生し始めたのだ。

これはもうあれよ、私を誘ってるのか唆してるのか、どっちにしても同じで、どうだいビールでも仕込んでみるかい?ってな展開になるようこの状況が提供されているのだ、と昨年の夏にそう考えた。

来年の夏こそ実行に移そうと思っていたが、今年は夏の始まりに私的な事件勃発で引っ越しの決断をした。当初の目論見によれば引っ越しは済んでいたはずである。しかし現実は厳しい。甘い見積もりは実現しはしない。

こんなことならホップでビールを仕込める時間はどうにかこうにか作れたのかもしれない。いや、精神的に体力的な面からすればそっちに向かうことはできなかっただろう。今年もまた勢いよく茂るホップを眺めるだけだ。

この話からすれば言うまでもないが、引っ越し先は今日現在まだ決まっていない。断崖絶壁で強風に叩きつけられる思いだ。が、窮地の今こそ好転機。そんなふうに大口はまだ叩ける。

だって、だってさ、つい最近のこと、ほぼ全財産と借金(家購入のための借入金)を失いそうになる寸でのところで、いやそれどころかもしやそれ以上に危うくなるかもしれぬ事態を回避し蘇ったのだ、まだ運はある。そうだよ。

それらは、そうだ、あまりのホップの唆しように白昼の妄想ということにしておこう。そうしておきたい。瑞々しくホップが茂っている。そんなゴミ捨て場のある家に住んでいる私さ、大丈夫だ。