出陣の前には赤い百合を見てからの今夏

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8月も残り1週間ほどになってしまった。この家の庭で赤い百合を見られることはもう無い。これから書く記事内容とは関係ないが、赤い百合を見ていた今夏の思い出としてこの写真を使いたくなった。

 

 

さて、書くか。この度の家探しについて。

事の発端は6月の終わり。被害やら闘争やら諸所が絡み合う事態が勃発して、それらを解決するための時間や精神的な労苦から免れるほうを選び、即座に引っ越しを決めたのだった。

決めたはいいが、これほどまでに家の決定に時間が掛かるとは予測していなかった。希望としては夏休み中に引っ越しが完了すればいいが、それが無理だとしても今後の暮らしの予定がはっきりと立つように転居先は決定しておきたかった。そうしなくてはいけなかった。

7月当初から交渉代理人を立て、希望に適っているだろう家を見ることに時間を費やす。恐ろしく強行でも可能な限り費やす。通常はとそう一括りにして語れるものではないが一般的な予算内において北米ではとすれば、知人や交渉代理人筋からの話や自らの経験を総合すると、大概6カ月くらいの間に30件ほどを見て回るのではないか。たとえば初購入でじっくり時間をかけられるなら1年から数年かけて100件を超えて吟味して学びを深めたほうがいいと思う。

我が家の場合、大陸を跨いでを含め各地での転居経験が多いこともあり、市場の状況を鑑みてもなお今回の流れを甘く見積もっていたのだ。本日時点までの結論としてはそうなる。

7月の中旬までで内覧件数は16。1件を除いてはすべて居住中の状況にあった。だから私の都合はもちろんのこと、交渉代理人と家の居住者の予定が合致する日時にしか内覧は可能とならない。これなんだな、まず第一の難関は。当地の規定として内覧時は居住者は建物内にいてはならないから、わざわざ留守にしてくれる故30分~1時間だけを時間指定されたりして、何が何でもその時間に合わせて行くのだ。彼はそれには合わせられないから、とりあえずまずは私が見て、入札対象(購入希望の家)を絞り込んでから彼と一緒に再内覧した。

私が気に入った家は、他人だって気に入った可能性が高いわけで、ぎりぎりの線での勝負を挑む私の価格提示は、そうだよ、負け易いのだよ。入札して負けて、入札して負けて、と負けを2回繰り返して、気が付けばすでに8月へと食い込んでいた。1か月間以上も寝食を忘れるが如くというのはちょっと大袈裟でもなく、とにかくそのような気概で奔走したのが水の泡だ。

8月半ば、入札したくなる気に入った家が見つかった。そして只今、交渉難航中。当然ながら入札の競合者はいる。手強い達者だ。価格を競っている。ケチで堅実(笑!?)な私が率いる我が家チームとしては、引っ越し期限の猶予がもうほとんどない故にどうしてもここで決めてしまいたがるため、無理をしてでも競り勝とうとする。いや、いや、それはダメだ。ケチを極めて生きる道から外れたら生き間違えるではないか。

応戦を続けるのか。降りるのか。そして、一から始める覚悟で別を当たるのか。どうなる、この先。